東日本徒歩旅13日目(H30年4月22日)

34 東日本徒歩旅

天気 晴れ(薄曇り)

2日連続で夕暮れ後の目的地到着が続いた。
このため今日こそは明るいうちの到着を目指し朝5時に出発。
できるだけ最短距離での歩行を目指す。

今日の目的地気仙沼までの中間地点本吉のそのまた中間に清水地区がある。
清水地区までは海沿いの道と山側を経由する道があり山側が多少短い。
時間短縮するため山側を選択し約2時間半で清水地区に着く。

その後約3時間ほどで中間地点の本吉地区の入口に着く。
約5時間半かけて10時半に本吉に入れて順調と思ったら落とし穴。
本吉地区も震災・津波で大きな被害を受けた所らしく未だに大規模な工事中。
スマホのマップに表示された地図の道と実際の道が変わっている。
何となく道なりに進めば良いだろうと甘い判断で進んだがどうも様子が変。
改めてスマホの地図を確認すると間違った方向に向かっている。
結局往復20分ほどロスして元の地点に戻る。
何度も同じミスを繰り返す自分が本当に嫌になるが次に生かすしかない。
気を取り直して進路変更。

本吉地区にあるコンビニで昼食を食べた後は黙々と気仙沼への道を進む。
途中の道の駅大谷海岸は3年前に食事で立ち寄ったが今回はトイレ休憩のみ。
本吉地区から約4時間で気仙沼市内のスーパーマーケットに到着。
順調に気仙沼に着くことができたので夕食を兼ねて大休憩をとる。
店舗内にある休憩コーナーで食事していたら男性店員から声をかけられる。
店員「登山ですか?」
私「徒歩旅ですが登山もしてます。」
店員「私も登山やマラソンが好きでいつも出掛けてます。」
私「お互い頑張りましょう。」
店員「気をつけて旅してください。」
大きいリュックを脇に置き遠慮気味に食事していたが声掛けされたらやはり嬉しい。

食事後は気仙沼の港沿いを進み野宿に適当な場所を探す。
しかし工事中や規制などで適当な場所がなかなか見つからない。
どうしようか悩みながら港を半周して五十鈴神社に着く。
五十鈴神社は少し高台にありその下が工事中だが空地のようになっている。
日曜日の夕方で工事の気配もないため空地にテント設営。
3日連続でテント地として余り適当とは言えない場所での野宿となる。
自転車旅行やみちのく潮風トレイル、四国遍路等で漁港は野宿適地と思っていた。
震災被災地では環境変化が大きく今後は野宿候補地とする時は慎重さが必要と考え直す。

テント内で横になっていた夜8時頃には足音が聞こえてきた。
最初は人間が来たかと思った。
数分後「アーォー、アーォー」という様な声。
どうやら猿か何かの野生動物が近くにいたようだった。

コンビニ近くの空地でテント泊

朝日

津波高表示がある震災遺構「吉野会館」

崩壊した津谷川の鉄橋跡

鯉のぼり

道の駅「大谷海岸」

夕食と買物をしたビッグハウス

復旧した氷の水族館・海の市

気仙沼港にそびえ立つ建物

夕暮れの気仙沼港

夕暮れの気仙沼港から出航するフェリー

05:00 志津川野宿地・発
06:05 セブンイレブン志津川十日町店(20分買物)
11:45 ファミマ本吉バイパス店(40分昼食)
13:40 道の駅「大谷海岸」(10分休憩)
16:15 ビッグハウス本郷店(60分夕食)
18:00 気仙沼港・着

歩行時間 10時間50分
歩行距離 46km

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